2023.9.23 川ゼミの参加者と図川でガサ 1匹保護


 全長4㎝の稚魚です。観察ケースの傷が目立ちますが、西陽(にしび)が尻尾を照らし髭も綺麗に撮れています。よく生き残ってくれました。川ゼミ参加者も感動していました。


2023.6.25 図川でホトケドジョウ稚魚1匹保護できました。



TOYOTA 希少種保全教材「わき水の守り番ホトケドジョウ」最新版


 2022.7.24 新河岸水系連絡会からの定期的なお知らせに、TOYOTA希少種保全教材がありました。全部で24ページにわたり、ホトケドジョウについて、クイズを答えながら勉強します。里山の生きもの「ホトケドジョウ」を、流域の皆さんで見守り活動をしています。

 標高10m以下の富士見市に生息しています。


2022年春 今年も絶滅危惧種は元気です。抱卵成魚5匹観察   !!


 2022年4 月17 日から20 日まで、ザリガニとヌマムツ捕獲のため、網掛けとゴミ拾いを行いました。今年最初の抱卵している4 匹のホトケドジョウを観察しました。

ひげ8 本がはっきりと映っています。ホトケ11のうち抱卵しているホトケ5、モクズガニ中1小2、ウキゴリ22、ヌマチチブ2、ドジョウ13cm2、10㎝2の4匹すべてが抱卵していた。特大ザリ6、小1、でした。 今年も絶滅危惧種は、元気です。

 

        ※ 観察ケース傷だらけに気が付いて、新座の上州屋に1個残っていました。


2021.09.20

2021年度 日本魚類学会ウェブシンポジウム

ホトケドジョウ学事始め~                                                  ホトケドジョウ属魚類の進化・生態・保全をめぐって~


Zoom参加は、当日聴講のみでした。YouTubeに載っていませんでした。


2021.06.26

ホトケドジョウ稚魚救出作戦の報告


 今年は、6月になってからホトケドジョウの稚魚の調査をはじめました。前述の8日、9日10日24日と各所で、ゴミ拾い・ザリガニ駆除・ヌマムツ捕獲を行いました。

 

 26日、新河岸水系連絡会の会長さん、役員さんが富士見市に来られるとのお知らせで、東久留米市のホトケドジョウ生息地の様子や、多種の魚類との共存を教えていただきたく、お立ち寄りをお願いしました。

 

 2回目のモニタリング報告書の写真から、マハゼかウキゴリがいるようだとご指摘をもらい、その後の採取で目の位置・背びれ・尾びれが明らかに異なる魚類が入っていました。埼玉県の金澤光氏、国交省自然共生センターの松澤研究員に助言をもらいました。

 

 ウキゴリについては、図川、山室湧水路では観察していません。午後1時間ほど、図川上流部と湧水路の合流部の調査を、大人3名と飛び入り参加の小学生兄妹が参加し保護した稚魚62匹が、この動画です。

 

 ウキゴリ25匹、ヌマチチブ3匹も捕獲しました。砂川堀樋管撤去工事による影響だと思われます。

 

山室湧水路に暮らす、絶滅危惧種のさらなる脅威か観察を継続します。

 

ヌマチチブ           ウキゴリ



2021.06.08

山室公園先の図川で、ホトケ稚魚9匹保護


 今年もホトケドジョウの稚魚救出を開始しました。生息域から500メートル以上下流の新幸酒店前市道下の図川からスタートです。2回目のガサ入れで2㎝ほどの稚魚が、たも網の中で確認できました。その後は、稚魚が隠れていそうな場所を設定して、山室集会所まで数回のガサでおしまいにしました。これからは、市民の皆さんのご協力をお願いして、絶滅危惧種ホトケドジョウとして誕生した稚魚たちを、産まれた場所から流され、落差工2箇所あって戻れず、台風やゲリラ豪雨などで、死への旅立ちから逃れない実態から救ってあげる必要があります。5月号ニュースでお知らせしましたが、砂川堀の増水で図川にも巨大コイが入ってきています。


 2020.8  水温25℃、水深10㎝の三面コンクリート護岸の図川です。


2019.11.3 ホトケドジョウの写真が撮れました。


 10月の台風19号では、午前中に避難勧告レベル4が午前中に発令されました。その後、道路上から山室湧水路を観察していると、メダカ大の稚魚が多数見られるようになりました。

 魚種を確認するため、採取した中にホトケドジョウの成魚が1匹いました。台風にも流されずに、

頑張ったのでしょう。写真は、放流した時のものです。

 稚魚は、埼玉にいなかったヌマムツと在来種のタモロコの稚魚でした。

 



2018.6.2付 埼玉新聞に掲載されました。


埼玉県レッドデータブック動物編2018第4版が改訂された。


 県みどり自然課は、4月26日14時に10年振りの改訂を発表しました。当初、昨秋の発表予定が3月年度末に、さらに4月下旬となってしまった。入手して分かったが、掲載種数842種で内訳は、

哺乳類23種、鳥類115種、爬虫類12種、両生類15種、魚類・円口類14種、無脊椎動物663種と思っていたより膨大であった。

 また、今版の特色として以下の記載があった。

  • (1)最新の生物分類群にならってリストを整理
  • (2)種毎の解説について、分類群別にレッドランクの高いものから掲載
  • (3)県内在来自生種の見直しに伴う、埼玉県レッドリストに掲載すべきでない種の整理
  • (4)リストから外れた種の解説を追加         

 


121ページの魚類にホトケドジョウが、5番目に搭載されている。