市内の各地で見つけた生きものたちです。2012年以降の記録で、自分の撮った写真を中心に
ご紹介します。
定期的に更新していく予定です。子どもたちと生きもの、昆虫や魚、カエル、ヘビなど、説明して上げると、子どもたちの探究心が刺激され、キラリと輝く瞳に驚くことがあります。
みなさんの投稿、歓迎します。
ホトケ稚魚救出作戦の参加者が、ガサガサで採取しました。クロスジギンヤンマのヤゴです。初めて観察できました。また、メダカ1匹も確認でき、流れのない場所ではメダカの群れを複数目視できました。
左が3㎝ほどのメダカ、右の尻尾は、5㎝のモツゴです。群れていたメダカは、1㎝ほどの大きさで、注意しないと見落としてしまいます。図川は、上流域から山室公園まで、川底にアオミドロが多くありじゅうたんの上を歩いている感覚がしました。2時間ほどかけて、取除きましたが栄養過多になっている可能性があります。経過観察していきます。
※ お詫び タイトル日付が21年となっていますが、22年の間違いです。
時間経過
① 2022.6.13 0:00過ぎに図川管理用通路入口付近のフェンスに、挟まった幼獣の鳴声に
気付いた方が、スマホで撮影
② 2022.6.14 下記の記事参照してください。
③ 2022.6.17 ららぽーと西側、ヤマト運輸前のトウモロコシ畑で被害発生。駆除業者に
より成獣1頭捕獲されたそうです。
④ 2022.6.25 早朝散策中、ご近所のNさんが山室2丁目の天野畳店手前の道路で遭遇。
自転車で追跡しながら、携帯電話で動画撮影されご提供いただきました。
⑤ 2022.6.27 富士見市環境課職員2名とNさんから、状況報告を共有しました。
参考 2021年度の富士見市内のアライグマ駆除数は、84頭だそうです。
幼獣3頭だけで、成獣へ育つとは想像できません。見た目は「アライグマ・ラスカル」
ですが、鋭い爪と牙を持っています。捕まえようとすると指は、食いちぎられます。
何よりも危険なことは、狂犬病ウィルスの伝搬者であることです。見かけたら、富士見
市環境課環境保全係 251-2711(代) にご連絡ください。
6月13日深夜、図川管理用道路入り口付近でアライグマの子どもを目撃した、との話をご近所の方からお知らせがありました。14日24時ごろ、プロジェクトニュース第78号を作成中に水路から、発情期の猫の鳴き声とは、まったく異なる生きもののギャアギャアと複数の声が聞こえてきた。
カメラと LED ペンライトを持ち駆けつけました。成獣1頭・幼獣3頭がいました。数年前、図川ポンプ場の裏でフェンスを乗り越えるのを、遠くから見たことはありました。図川、湧水路の堆積土砂に足跡は確認していました。今回は、距離3mほどの真夜中の雨の中、10枚ほどシャッターを押して引き上げました。
環境課に報告しましたが、ワナを借りて設置するまでには至りませんでした。15日夜には、どこかに移動したのか鳴き声は聞こえませんでした。
後日談ですが、宅急便の道路向かい側のトウモロコシ畑て、栽培中のトウモロコシが被害に会ったそうです。市役所に連絡し、駆除業者の罠に成獣1頭が捕獲されたそうです。
市内全域対象の「箱わな」従事者証を5年前から取得しました。狂犬病の伝搬者と言われています。
2020.05.04 砂川堀の新河岸川合流部
2021.01.27 砂川堀新樋管は撤去、流れが泣いている
2016年台風による砂川堀越水による勝瀬・山室の治水対策として、新河岸川堤防と砂川堀樋管2門が撤去された。並行して砂川堀堤防かさ上げ工事も完成、水位監視システムも
花影橋に設置された。
しかし、水位が同じになったためか、予想外の課題が起きた。図川、砂川堀にこれまで観察していない魚が入り込み生息し、かなりの増殖が見られる。
21年6月26日新河岸水系連絡会役員との図川でのホトケドジョウ稚魚救出作戦で、ウキゴリ25匹、ヌマチチブ3匹が捕獲された。それも、明らかに稚魚たちです。
この日までに、山室湧水路から流された稚魚については、ホトケドジョウの欄にあります。標高10m以下に生息すると埼玉県RDBに取り上げられた、絶滅危惧種がウキゴリ、ヌマチチブと共生できるかの研究は、どこもされていない。この事態は、行政担当課や教育委員会に報告し、モニタリングを継続するよう専門家、研究者の指導がある。
灯りに寄って来る、エサとなる虫を待ち伏せ。食物連鎖の実例です。
8月1日昼過ぎ、水路のゴミ拾い中に発見しました。
二年前は、トンボの専門家による指導での観察でした。今回は、偶然にも見つけることができました。複眼がまだ緑色になっていません。グレーです。翅も閉じたままに近い状態です。富士見市内の市街地の水路です。
大人のアズマヒキガエルは、10㎝以上になりますが、最初の旅立ちはこんなにも小さいのです。
大人になれるのは、500~1000匹に対して1個体と言われています。他の生きものたちの食糧元としての役割も担っているそうです。
昼過ぎに、長靴を履き玉アミを持ち自転車で山室湧水路に向かう途中、オニヤンマと出会いました。
いつもの定時パトロールとは、どこか違っていました。
飛行コースが、乱高下しているように感じました。
自転車を路肩に止め、動かずに様子を観察してみました。
何回か接近した際に口に何かをくわえている様子。
それが動いていましたので、捕食する場所を探していると推理しました。
初めて撮りました。感動し鳥肌ものでした。
写真左上にオニヤンマがいます。
通学班の見守りをしている方から、連絡があり駆けつけました。
2年前の7月5日に山室集会所裏の図川で、生態系保護協会の布川研究員と、初めてオニヤンマの羽化を観察しました。昨年は、4個のヤゴの抜け殻、今年は、9個の抜け殻を確認しました。図川と山室湧水路の両方で観察した合計です。住宅地でのオニヤンマの交尾を、撮影できるは珍しいと言われました。
その後、山室湧水路で水面に産卵しているオニヤンマを見ました。
見つけた場所は、市立山室集会所防災倉庫裏側の図川です。右は、管理用通路から取りました。
環境課の話では、数年前アライグマの駆除要請は、年間数件だったそうです。しかし、近年は急増し、昨年度は30頭駆除したとのことです。環境課では、捕獲用金網カゴを用意し、職員4名がアライグマ捕獲従事者登録をして、市民からの相談に対応する態勢を取っているそうです。
ただし、屋外の罠の設置に限られているそうです。凶暴ですので、無資格者は駆除できません。夜行性ですので、足あと、糞などで調査してから捕獲用金網カゴの罠を仕掛けます。発見したら市役所環境課にご相談ください。
2017.4.16 市道5105号線下の図川排水ポンプ場側の図川で、記録撮影したものです。
9月2日朝、カワセミを撮影できました。図川・山室湧水路の合流点で、雨の中6時過ぎと7時50分ごろの2回飛来しました。前日も見かけましたが、この日は窓際にカメラと双眼鏡を置いて待っていました。コンパクトデジカメのため、ズーム限界で右上を撮り、トリミングしています。管理用道路入口の橋の下にある排水口に、カワセミの糞が有り秘かに楽しみにしていました。
8月27日深場で、大型のモクズガニ2匹が網に入りました。初めてメスガニが確認できました。子ガニが増える期待が持てます。ヌマムツとザリが、
モクズガニの卵の捕食者になると予想されます。
8月23日フラワーヒルの前、山室湧水路オオカナダモの上でギンヤンマのペアが撮れました。
かなりの時間観察することができました。飛んでいるトンボは、カメラに収めるのは素人では難しいと言われています。ラッキーの一言です。皆さまにもお裾わけです。
シオカラトンボよりも太くて、一色です。ツートンカラーでないのが決め手です。
この日まで、オニヤンマの抜け殻は1個しか確認できないでいた。
7月25日午前中、山室児童公園横の図川から、上流に向けてトンボの抜け殻探しと、ゴミ拾い。
ハグロトンボの数を調べようとしましたが、ハグロトンボは約60匹ぐらいでした。シオカラトンボのヤゴの抜け殻は、たくさんあり止めました。山室緑地公園前から上流域にも、ハグロトンボが来ています。去年は、東屋前まででした。ハグロトンボに連れられてゴールの大島技建さんまで到着し、
山室湧水路の落差の先に眼をやると、上の写真のオニヤンマがパトロールしていました。今年、初お目見えです。水路から20枚近く撮りましたが、写っていたのは5枚だけでした。水路からの写真撮影は、初めてです。コンパクトカメラでは、限界かもしれません。
下の写真は、道路上からのものです。皆さんも探してみてください。住宅地にオニヤンマの雄姿、感動すると思います。
6月24日異様に蒼いザリを捕まえた。右は前に捕ったマッカチン。ずいぶん違います。
何故、「ザリエビ」じゃなくて「ザリガニ」なのか? 調べて何となく納得しました。
2~3㎜ザリの赤ちゃんたち。子どもたちに見せたくて、第三保育所に届けました。
網の中で脱皮したザリガニです。
足に脱皮した殻が、脱ぎきれていません。胴体を持ったらグニャと柔らかくて、凹んでしまいました。
立ちあがることもできず、横寝したまま無防備の状態です。
2,3年前は見なかった、外来種のカワリヌマエビが山室湧水路に増えています。ヌマムツやザリガニと一緒にもんどり網に入っています。自宅までバケツに入れて持ち帰り、計測しようとするとだいたい弱っています。このごろは、観察ケースを持参し、リリースしています。優雅に泳ぎますので、メダカとの飼育は可能でしょう。環境科学国際センターの金澤先生は、かき揚げに混ぜて食べることを勧めていました。
観察ケースで見ると、メダカではないと分かりますが、湧水路の上からは、期待も入りメダカと思い込む方がほとんどです。春先に生まれたヌマムツは、6~7㎝の大きさになっています。
関東にはいなかった国内外来種です。図川増水時に昇ってきて、それまでいたウグイ、オイカワを追い出して、山室湧水路が彼らの天国の状況です。6月21日の増水で流され、図川合流の段差下で
玉網三回で15匹捕れました。図川でメダカの群れは、まだ見かけていません。
6月9日山室湧水路上流、岡野工務店裏と山室二丁目駐車場の水路で、婚姻色のヌマムツの産卵を撮影した。4匹2カップルが、水しぶきを上げてながら擦りよって泳いでいた。
この時の産卵し育った稚魚が、上の写真と思われます。
この場所より、下流域では婚姻色があるヌマムツ成魚は目撃していません。
午後、雨天の予報の合間に、埼玉県生態系保護協会のF研究員さんと図川の調査を行った。
シオカラトンボ♀の羽化を見つけた。気温も上がらず、翅の湿りから羽化したてのシオカラトンボと
教えてもらった。「まだ5月後半なのに?」少し気が早いトンボなのか、温暖化の影響か?
昨年の調査よりも、ヤゴたちの種類や形状サイズが、確実に増加している感触でした。トンボの数は、減少傾向にあると言われますが、富士見市は増加しているかもしれません。ヤゴなど水生昆虫の生息域の清流が、保全されれば住宅地でもトンボは増えるようです。喜んでいいのか、複雑な感想です。本来は、草地とトンボ池が有効なはずです。
オニヤンマのヤゴ。2㎝弱のため、まだ2.3年は、ヤゴとして水中で暮します。去年見つけたオニヤンマの抜け殻は、どれも4㎝強だった。
複数の大小のヤゴを観察したので、今年の夏も、オニヤンマの住宅地の低空飛行が期待できそう。
ハグロトンボのヤゴです。一番大きいものを載せました。4㎝ぐらいですので、夏には羽化すると思われます。かなりのヤゴが観察できました。
水路のゴミ拾いや、流域の皆さんの関心がハグロトンボを上流へと招いてくれている感じです。
写真をクリックすると、拡大されます。生きものの部分を、観察できます。
2015年6月 山室湧水路にカルガモのヒナ10羽誕生
毎日のように見物客の訪問。生きものに癒され、地域で見守りました。
2015年3月 商業施設造成工事で、カエルの合唱も聞こえなくなる。
わが家のアズマヒキガエルが、唯一のカエル。
小学生の腕にしがみつく。約15㎝。
2016年7月 図川・山室湧水路で生きもの調査中に、中学生がナナフシをゲット。
少し遊んでからリリース
2015年10月 ヤガラを捕食するオオカマキリ。
カメラより食欲優先。
2015年9月 年長組のお友だちが、飼っている
クサガメの子ども。
この友だちは、カナヘビのタマゴのふ化に挑戦
したこともある。
アカハライモリがXマスプレゼント。
2013年7月 外壁に潜んでいたヤモリの子ども。
台所にも、赤ちゃんヤモリがいた。庭に放した。
殺虫剤を散布しないでいると、色々な生きもの
と出会う。ヤモリの餌が、いるという証明。
2015年7月 砂川堀の「天然アユ」の情報提供がありました。
魚類の専門家から、うれしいお知らせ。